The Tokyo New Business Conference

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NBC概要

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NBC会長からのご挨拶

NBC会長 井川 幸広

3期6年務められた下村会長に代わり新会長に就任致しました、株式会社クリーク・アンド・リバー社代表取締役の井川幸広でございます。2020年度からの新事業年度をスタートするにあたり、一言ご挨拶申し上げます。

ニュービジネスに関係した初の経済団体として、由緒ある東京NBCの会長職を務めることは、大変光栄であると共に、歴代会長を務められた錚々たる方々の後を継ぐことに重責を感じております。
副会長、理事、事務局各位の協力を得て全力を尽くす所存です。会員の皆様のご指導ご支援を心からお願い致します。

昨今の新型コロナウィルス感染拡大により、世界的な危機意識と経済低迷が引き起こされています。波乱の幕開けとなった中での会長就任は、30年前の様相と重なり不安と期待が入り乱れた当時を思い出します。
フリーのテレビディレクターから一転、プロフェッショナルの生涯価値向上を掲げ、クリーク・アンド・リバー社を創業したのが、バブルが崩壊した1990年。倒産件数がうなぎのぼりに増え、不況不況と世の中が灰色に染まりかけていた中での起業でした。
マンションの一室を間借りして、僅か3人からのスタートでしたが、社会の情勢とはうらはらに、初声を上げたばかりの会社の見えない未来に、心は不思議とワクワク感に満ちていたことを昨日のことに様に覚えています。

 

いつの時代でも困難な時にこそ、逆境はチャンスに代わります。
「風に流されるのではなく、向っていってこそ凧は高く舞い上がる」イギリスの元首相チャーチルの名言です。起業や独立は、人生を賭けての一大イベントです。しかし一説にはベンチャー企業の生存率は、創業から5年後は15.0%、10年後は6.3%と言われています。大義をもって事業を興したにも関わらす、10年後には実に多くの会社が廃業しています。

 

成長か廃業か、その違いは何なのか。戦略性、技術力、ブランド力、資金力、、、経営を左右する要素はあまりにも複雑すぎて明快な回答は持ち合わせていませんが、その謎解きに大きな影響を与えるのが、いつの時代でも、賢者の叡智です。
ゼロから日本を代表する企業に育てられた方、世界シェアナンバー1の商品を作り出した方、多くの企業を再生させた方。NBCの歴史を紐解けば解くほど、そこには実に様々なキャリアと見識を兼ね備えた会員や諸先輩がいらっしゃいます。人間力を磨き、自己改革を促すことができる「気づき」と「チャンス」が豊富に揃っています。

 

生まれも育ちも年齢も業態も違えども、経営という責任を担った者同士が、耳を傾け、励ましあい、知恵を出し合い、未来を語り合う。
会長就任に際して、頭を悩ませたのはその仕組み作りです。これまでに受け継がれたNBC文化を継承し、「変えてはいけないもの、変えなければならないもの」を見極め、さらなる成長を目指すにはどうすべきか。
まだ結論には至っていませんが、社業発展の原動力のベースにNBCを位置づけることができれば、会員の皆さんは勿論のこと、次世代の起業家に勇気と希望を与え、やがてそれは大きな塊となって、日本経済に活気と活力を与え続ける存在になると確信します。

 

これからの日本は急激な人口減と超高齢化社会に突入します。まだ世界のどの国も経験したことがない問題に直面します。デジタルをキーワードに国境も業界も垣根がなくなり、「IoT」「AI」「5G」は、社会インフラとして全産業にイノベーションを生み出します。そして企業規模ではなく、常に変化し続けることが企業成長の尺度になります。変化は痛みが伴います。それを遂行するリーダーの力量が、今まで以上に問われる時代になります。

 

事業創造と企業革新は、経営トップに課せられた使命です。激動の時代であっても、事業を創り、雇用を生み出し、事業を安定的に成長させるには何が必要か。
東京NBCの会長として取組むべき課題はこの答えを見つける事です。各委員会活動やコミュニティーを通じてリーダーとしての資質を磨き、器を拡げ、会員の皆さんひとりひとりの自社の成長に寄与できる場とする事ができれば、東京NBCは会員の皆さんにとって無くてはならない存在になります。理想かもしれませんが、それが唯一の答えならば、私はその理想の実現に向けてチャレンジしてまいります。

 

最後に、重ねてではございますが、東京NBCの会員の皆様方には、引き続きご支援ご高配を賜りますよう、宜しくお願い致します。

 

一般社団法人 東京ニュービジネス協議会
会長 井川 幸広

井川 幸広(いかわ ゆきひろ)

株式会社クリーク・アンド・リバー社  代表取締役社長

1960年生まれ。佐賀県出身。
毎日映画社にて1年間勤務した後、独立。文化映画やテレビのドキュメンタリー番組などの監督・ディレクターとして活躍。企業のマーケティングのコンサルティングなどを経て、1990年3月、クリエイター・エージェンシー 株式会社クリーク・アンド・リバー社を設立。
2000年NASDAQ JAPAN(現JASADAQ)上場、2016年東証一部。