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グローバル大賞2019年受賞企業

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2019年受賞企業・受賞者

第7回目となる2019年度は、最終審査会にて3部門で計9社(名)が選出され、表彰式にて下記の通り発表されました。

ニッポン新事業創出大賞 グローバル部門
最優秀賞
(経済産業大臣賞)

株式会社TBM
代表取締役CEO 山﨑 敦義 氏

TBM社は、「石油に頼らない未来」をビジョンとして掲げ、日本の技術力を活かした、石灰石から生まれた新素材LIMEXで、プラスチックの代替品として世界で約100兆円、紙の代替品として約68兆円の市場を狙っている。SDGs/ESG投資の機運も高まる中で、エコロジーとエコノミーを両立したリサイクルシステム(アップサイクル)が評価でき、起業機会と起業家の経験・モチベーションがフィットしている好例といえる。
経営者が、その強い達成意欲と市場、そして国内外での人材育成や協力関係構築を切り結ぶことにより、より豊かで幸福な社会を作りあげていく。応援し続けていきたいケースである。

優秀賞

株式会社モンスター・ラボ
代表取締役社長 鮄川 宏樹 氏

新しいコミュニケーション技術に支えられた「The death of Distance (距離の死)」の時代における、日本発ボーン・グローバル企業のロールモデルの一つ。M&Aも活用しながらの、創業から10年足らずで急成長、15か国26都市で展開には目を見張るものがある。 テクノロジーを使い「多様性を活かす仕組みをつくる」というミッションのもと、中東におけるSDGsプロジェクトなどにも積極的に取り組んでいる。モンスター・ラボの取り組みは、グローバル・ビジネスを通じて、雇用、個人を活かした筋の良い仕事、信頼できるコミュニティ、を作りあげていくポテンシャルがあり、多くの人を幸せにできる可能性を秘めた企業といえる。

特別賞

株式会社八天堂
代表取締役 森光 孝雅 氏

創業80年を超える老舗企業における、浮き沈みを経たうえでの、選択と集中を活かしての「第二創業」の好例と言える。国内での起業家的な展開に加え、難しい飲食分野での海外進出においても、シンガポールから始まり香港、オーストラリア、台湾、カナダ等、積極的に取り組み、堅調に業績を伸ばしてきている。
「くりーむパン」という新しいイノベーションを、リアルな「商品」を通じて社会に提供し、提供の実行者たる社員の幸福のためにSDGsを先導的に取り入れている点も特筆される。

海外アントレプレナー部門
最優秀賞

Agribuddy Ltd.
CEO and Chair of the Board 北浦 健伍 氏

海外生活のバックグラウンド×起業機会に自ら地理的に近づいていく、というボーン・グローバル起業家の特徴を示している点が興味深い。また、実際のカンボジアでの農業企業の失敗も含めた経験を活かし、現在のアグテック事業に変化をすることで、素晴らしい着眼点に行きついている。
対象途上国の各農家のデータを収集し、小規模農家が正規の金融機関から融資をうけられやすくする仕組みを通じて、農業従事者、金融機関、顧客、起業家、投資家と、すべてのステークホルダーが「苦しむ」ことなく社会にインパクトをあたえるビジネスモデルとなっている。

優秀賞

AnyMind Group
CEO 十河 宏輔 氏

不確実性・成長性が高い業界での経験を積み重ねることを通じて起業機会を発見し、実際の起業につなげていくという成功への一つの典型的な流れを、グローバルに実行している。国内市場にとどまることが決して良い選択とは言えない今後の世代のロールモデルとなる。
急成長のために最も大切となる「採用」に焦点をあてることで、これまでM&Aなども活用し、3年で11市場、13拠点まで拡大するという企業成長のスピードにも驚かされる。

特別賞

STAR KITCHEN
CEO 荒島 由也 氏

成長する市場×ソーシャル・ビジネス×パイオニア、という日本初のこれからのボーン・グローバル起業の先導的なケース。現地のニーズを分析し、徹底的にローカライズしつつ、日本らしさを融合させた商品開発を通じて、単なる商品・サービスの提供の先にある、顧客の内面の充実に向かっている。
起業家の代表以外の従業員は全て現地ベトナム人と、雇用創出からSDGsにも貢献している。また、セブンイレブンやスターバックスなどのグローバルブランドの協業でモデルを作り、アジアにとどまらないグローバル展開を目指すなど、今後の展開が楽しみである。

国際アントレプレナー部門
最優秀賞

株式会社FOMM
代表取締役社長 鶴巻 日出夫 氏

水に浮き移動すること”も”できる「世界最小クラスの4人乗りEV」という差別化された製品に優位性に引き付けられる。
これまで一貫して、モーターサイクルや自動車などの「乗り物作り」に携わってきた創業者の経験を活かして、世界の人々とともに新しい製品と社会的な価値を生み出していこうとしている。既に実現しているタイでの量産化と販売が成功裏に進み、早急なブランド価値の確立とアジア諸国への展開が期待されるとともに、気候が亜熱帯化しつつある国内展開の可能性も感じられる。

優秀賞

アジアンブリッジ株式会社
代表取締役 阪根 嘉苗 氏

台湾と日本という二つのカルチャーの中ではぐくまれた起業家自身のバックグラウンド、そしてASEAN全土を視野に入れた越境ECに関連するビジネス、双方がまさに「アジアン・ブリッジ」であるところに未来と希望を感じる。また、従業員のマネジメントにも、これまでの日本企業での経験とアジア諸国のカルチャーの双方が反映されているようであり、今後海外展開での効果にも注目したい。
越境EC支援ビジネスにおいて、物流からコールセンター、マーケティングまでワンストップで行う支援会社はまれな環境の中で、高いクオリティのシステムで、高いクオリティの日本製品・サービス・精神がASEAN諸国に広まることが期待される。

特別賞

株式会社epoc
代表取締役 佐藤 信之 氏

和食が、グローバルに普遍的な価値をもちつつある時代に、鮮魚をはじめとした日本からの食材を、おいしいままに、安心・安全に世界のテーブルに提供するというビジョンに高い将来性を感じる。また、経営者のこれまでの経歴と、実務そして学問からも学びが、現在のモデルに有機的につながっている点も特筆できる。
単なるECという枠にとらわれず、横浜中央卸売市場の仲卸免許を取得する、フードコート全体のプロデュースを通じ食材のロスを無くすなど、顧客価値を最大化するために必要な経営資源を獲得し、最適なバリューチェーンの構築に乗り出しているところも起業家的である。