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 2008/11/27〜11/28 北海道視察勉強会
 
北海道視察勉強会報告 in 富良野・岩見沢
 

開催日:2008年11月27日(木)〜11月28日(金)
参加者:NBC会員7名、ゲスト1名、現地サポーター4名

 21世紀のビジネスライフを支えるヘルスケア研究部会と環境経営・環境ビジネス研究部会は、研究テーマである新たなビジネスモデルの創出に向けて北の大地、北海道で視察勉強会を開催致しました。

 今年、洞爺湖市ではサミット(先進国首脳8カ国会議)が開催され、重点課題として環境問題が取り上げられました。また、高田部員から環境にやさしい町として有名な富良野市で12年間市長を務められた高田忠尚氏をご紹介いただき、富良野の施設を見学する機会をいただきました。
 一方、超高齢化社会を迎え、介護・福祉に対するサービスが重要性を増している環境下において、岩見沢市・富良野市で施設、サービスともに充実しているグループホームを経営している社会福祉法人緑生会理事長の菊井利孝氏をこもだ部会長からご紹介頂き、合同開催による勉強会を実施するに至りました。

 
 
 

【千歳空港から岩見沢へ】

参加メンバーが無事に空港に到着?一人足りない!!
慌てていると連絡が入り、食事会場で合流できそうでしたので待合わせすることに。


さて、北海道と言えば新鮮な魚介類やラーメンがイメージされますが、実は知る人ぞ知る蕎麦処だそうです。

そこで訪れたのは今回お世話になる菊井氏から紹介いただいた「梅の家」というお店。札幌千歳空港から車で20分ほど、JR千歳駅の裏側にありました。メニューは1日20食限定の佐呂間産のそば粉で打った「究極そば」。そのまま食すとほんのり甘みがあって正に絶品でした。そばも旨いがうどんも行ける!と菊井氏。早速、盛りうどんを追加したところ、これまた本当に美味しくてビックリでした。「旨い、旨い」と絶賛していたら店主がうどんを打つ伸し棒を片手に出てきて、秘訣の片鱗を語ってくれました。長年の試行錯誤から習得した匠の技術で打たれた蕎麦とうどん、お近くにお越しの際は是非ご賞味あれ。
(最後のお一人とは無事に合流できました)

梅の家 外観

▲梅の家 外観

絶品の盛りうどん

▲絶品の盛りうどん

【グループホームにて】


千歳から車で2時間余り、岩見沢市に入りました。
(今回は菊井氏のご協力で移動はマイクロバスです。運転もお願いしていただき、本当に助かりました)

グループホーム「ふれあいの家」は野宮病院内にあって、介護と治療施設が両立する恵まれた環境にあります。施設を見学していると足元が暖かいことに気づきました。床暖房ですが、この施設の床暖房は空調式で、暖められた空気が床下を循環していると説明がありました(通常の床暖房は電気式・温水式・蓄熱式)。余りにも詳しい説明でしたので伺いましたところ、このシステムを考案して特許を取得しているのは菊井氏ご本人、驚きでした。他にも太陽光を有効活用した窓もあって、燃料経費を削減しながら利用者に快適な空間を提供している環境にもやさしい取組みに一同とても感心致しました。


一方、介護施設での課題は介護スタッフの人材不足による長時間労働とこれを起因とする賃金、利用者への対応ですが、この施設では常時4〜5名で対応しており、巷で問題視されている事は回避されているとのことでした。ここだから成立していると仰られましたが、全国どこでもこのようなサービスが受けられる日を願わずにはいられませんでした。

翌日、同様の施設として富良野市にある野菊へも訪問してきました。

こちらで驚いたのは豪華な視聴覚ルーム(写真)。音響治療として音楽や名画を見たり、聞いたりすることでリラックスさせる効果があるそうです。ものは試しに体験させて頂くと、映像と音以外に床からの振動が心地よく伝わってきて正にリラックス状態(決して居眠りしているのではありません)。因みに、美空ひばりと寅さんが人気だそうで、涙を流しながら聞き入っている方もいらっしゃるそうです。

野宮病院 外観

▲野宮病院 外観

特別養護老人ホーム野菊

▲特別養護老人ホーム

野菊(WEB写真)

視聴覚ルームにて

▲視聴覚ルームにて

【富良野にて懇親会】


岩見沢の施設を後にして明日の研修会の場となる富良野市へ移動。
途中から積雪が増えてきて北海道に来ていると実感しながら3時間ほど掛けて到着しました。やはり北海道は広い、デッカイ!!

時刻は18時、これから菊井氏と富良野でお世話になる高田氏を囲んでの懇親会です。会場は高田氏に手配いただいた「そば処半月」。
やはり北海道はそば処か?と思いつつお店に入ると、テーブルの上にワインがズラリ!遂に出ました。富良野といえば北の国から(今は風のガーデン?)とワインでね。その中からひとつご紹介します。
写真は「羆(ヒグマ)の晩酌」という赤ワイン。名付け親は高田氏だそうです(流石当時の市長です)。他にも富良野和牛のしゃぶしゃぶや富良野産の野菜など富良野三昧の料理を堪能しながら、色々なお話しを伺いとても素晴らしい懇親会となりました。

会場外観富良野ワイン「羆の晩酌」

▲会場外観と富良野ワイン「羆の晩酌」

【環境研修会】


翌日は宿泊先(新富良野プリンスホテル)を午前8時に出発して最初の視察先である富良野地区環境衛生センターに向いました。
ここでの研究テーマは生ゴミの堆肥化とし尿、汚泥の固形燃料化についてです。


富良野市はゴミのリサイクル率90%以上を誇ることで有名ですがその背景にある行政・市民の一体となった取り組みについて伺いました。何と富良野市の一般家庭ゴミは14種類に分けるルールだそうですが、市民の皆様はきちんと分別して出されているとの事。当初はなかなか上手く行かなかったそうですが、行政の方々や推進メンバーの皆様が丁寧にコツコツと指導を重ねて行った結果、全国でも有数な環境の町を育まれたのでした。

一通りの説明を伺い、センター内の設備を見学させて頂きました。
自動化が進められ作業員は少ないのですが、それでも特有の臭いの中で黙々と作業をされている方々には頭が下がる重いでした。
ここで処理されたゴミは堆肥となり、し尿、汚泥は固形燃料になり、農家や札幌の製紙工場にそれぞれ販売されるそうで、とりわけ、ここで生成された堆肥は作物が良く育つとして農家の方の予約が殺到するほど商品としての価値が高いそうです。

ゴミ分別の説明を受ける

▲ゴミ分別の説明を受ける

内部を興味深く視察中

▲内部を興味深く視察中

次の目的地は水処理センター。富良野市の下水を処理している施設です。富良野市役所からわざわざ責任者の方にお越しいただき、処理フローや設備概要について詳しく説明して頂きました。下水には油分やごみ、汚泥が含まれており、これらを分別してきれいになった水は川へ放流し、汚泥は脱水処理されたものが農地用として還元されているそうです。

 

 


施設内では主に設備のしくみについて説明を頂きました。

微生物の持つ分解機能を利用して下水を清浄な水と汚泥に分けるのが基本原理だそうで、微生物が大量に含まれた土を下水に混合させて、空気を供給して増殖を促すことで上手い事分類できるそうです。
(写真は微生物が増殖し易くする為に空気を供給するローターについて説明を受けているところ)

水処理フローについて説明を伺う

▲水処理フローについて説明を伺う

水処理施設内でしくみの勉強

▲水処理施設内でしくみの勉強

【ちょっとブレイク・・・】


折角の北海道ですので、景色をご覧いただきましょう。写真は次の視察先(兼昼食会場)のワイン工場から望む富良野大地です。生憎の曇天でしたので遠くの十勝連峰は判りにくいかもしれません。

富良野大地   富良野大地   富良野大地
こちらはワイン工場での1コマ。一生懸命に学んだ御褒美で?少しだけワインの試飲!!
(本当に少しです。酔っ払ってしまった方はおりません。)

昼食はチーズフォンデュと富良野和牛のステーキ。こちらも美味しかったです。
(すみません。美味しすぎて写真を撮るのを忘れました。)
ワイン工場  ワイン工場  ワインの試飲

記念写真

 

ここで記念写真を取りました。
左端が高田前市長、右から二人目が菊井さんです。

最後の目的地はリサイクルセンター。
回収されたゴミの中から解体できるものは人手により一つひとつ地道な作業で分別され、金属・プラスチックなどは業者に引き渡し、最終的に残ったゴミは固形燃料としてリサイクルされていました。


【再会を期して】


早朝から開始された富良野での勉強会もこれで終了です。
この後は、富良野チーズ工場に立ち寄り、甘くてサッパリとしたジェラード、その場で焼いていただいたアツアツのピザを頂きました。


「北海道では知ることも無かったビジネスで経営している方々にお会いできてとても新鮮でした。今度は温かい季節に来てください。スイカやメロンが旨いですから」
高田前市長と再会を期してのお別れとなりました。高田さん、本当にありがとうございました。

解体作業の様子

▲解体作業の様子

ゴミからできる固形燃料

▲ゴミからできる固形燃料

途中で菊井さんからご紹介いただいたお店に立ち寄り、生キャラメルを調達して心地よい疲れとともに札幌千歳空港へ到着。
フライトギリギリになってしまい、菊井氏とのお別れもそこそこになってしまいましたが一同無事に戻って来れました。
菊井さん、本当にありがとうございました。


今回ご一緒だった高田社長がご自身のブログに研修会の様子を書かれたものです。

是非、こちらもご覧下さい。→→→    http://dentoubiz.exblog.jp/

 


 
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