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 2011/07/04  「Connect!」 Pre - Party !開催

大手企業とベンチャーを結びつける

Open Innovation Network 「Connect!」 Pre - Party !開催

「Connect!」の想い    

1996年以降に設立された企業(若い企業)は2001年から2006年までの5年間で121万人の雇用を創出しているにも関わらず、規模の大小問わず1996年以前に設立された企業(古い企業)は2001年からの5年間で310万人の国内雇用を減らしています。つまり、経済発展、国内雇用の創出には新たなベンチャーの起業や大手企業の新規事業開発などのニュービジネスの創出が鍵となっています。また、米国ではVCが介在するベンチャー企業のほとんどがIPOではなく主に大手企業によるM&Aや資本提携が成立しており、大手企業、VC、ベンチャー企業によるニュービジネス創出のエコシステムが確立出来ていると言えますが、国内では発展途上と言わざるを得ません。「Connect!」では、大手企業の事業開発担当者、ベンチャー経営者、ベンチャーキャピタリスト、アントレプレナー育成に携わる大学関係者の交流を促し、提携やM&Aや共同事業開発などニュービジネス創出のエコシステムのうねりを起こし、国内経済の活性化、雇用創出に貢献したいと考えています。

 

Pre-Party    

4月18日に第1回Connect!を予定していましたが、東北地方太平洋沖地震の影響を踏まえて開催を延期いたしました。Connect!は10月6日(木)開催に向けて準備を進めていますが、小規模でいいから懇親会だけでもやってほしいというありがたいご意見を頂いたことを受けてプレ懇親会を企画することといたしました。震災や原発などの影響もあり、ますます国内経済の閉塞感がありますが、その打破のためにはニュービジネスの創出、新規開業率の向上が欠かせないという考えを再認識するためにも同じ想いを共有できる方々との交流会を小規模でも早めに実施しようと考えました。
その模様をお届けいたします。


 
■開催日時 2011年7月4日(月) 18:00〜20:30
■開催場所 Cafe & Dining SCENE (カフェ&ダイニング シーン)
■参加人数 総勢71名(内、NBC会員9名)

 

参加対象 

 

・大手企業や上場大手ベンチャー企業の事業開発に携わっている方

・スケーラビリティある自社商品やサービスを持ち発展中のベンチャー経営者の方

・ハンズオン型のベンチャー投資に実績あるベンチャーキャピタリストの方

・ベンチャー企業の起業経験のあるシリアルアントレプレナーの方

・大学などの教育機関でアントレプレナーシップ育成に携わられている方

第1部
18:00〜19:00

パネルディスカッション/会場全体での意見交換会

テーマ:「なぜ日本のconnectはうまくいかないのか」

第2部
19:00〜20:30

交流会

 
まず、1部 パネルディスカッションはじめの15分は、「大手ICT企業がベンチャー企業を活用すべき理由」と題して、兜x士通総研 経済研究所 主任研究員の湯川氏から、なぜ「日本でconnectはうまくいかないのか」ディスカッションに向け、日米での比較を中心に、問題提起をしていただきました。


アメリカではベンチャーのExitは、IPOよりもM&Aが主流であるが、日本では、実質IPOのみ。アメリカでは、大企業は、ベンチャーを、「ハイリスクをとってイノベーションを加速化させてくれる」重要パートナーと認識し、積極的に投資やアライアンスに関与し、イノベーションのエコシステムの中で重要な役割を果たしている。

クラウドコンピューティングの時代になると、これまで大企業が優位性を持っていたハードやソフトの技術が必ずしも競争優位の源泉になるとはいえず、次々と生まれるベンチャーの技術を自社のプラットフォームに取り込んでいかなければならないだろう。これは、中央研究所を主体とする大企業のR&Dシステムでは、新たな時代のイノベーションのスピードに対応できないからである。

ベンチャーによって生まれたイノベーションを大企業が買収・活用しているシリコンバレーの状況をみると、「シリコンバレーは、ベンチャーのためではなく、大企業のため」とも解釈できる。

しかしながら日本では、その意義が浸透しておらず、積極的なコーポレートベンチャリングが行われないため、当然、M&Aにも結びつかない。大企業の自前主義が強く、ICTベンチャーが発展しにくい環境にある。また国内ベンチャー企業でイノベーションが起きても、国内の大企業がうまく取り込めなければ(逆に国内優良ベンチャーがグローバルなエコシステムに取り込まれるようになれば)、国内の産業競争力を損なうことにもなりかねない。


日本におい も、今後、大手ICT企業は、ベンチャーの技術・サービスの活用は、有効な研究開発の手段であり、パートナーとして、効率的に自社のイノベーションを促すことを再認識し、コーポレートベンチャリングを、経営戦略、技術戦略の中に取り組んでいくよう、組織変革していくことが重要である。

湯川氏 当日PPT資料 

湯川氏研究レポート 「大手ICT企業がベンチャー企業を活用するべき理由」 


  
 
 
ここからはグローバルベンチャーキャピタル会長の長谷川氏のファシリテートにより、会場と双方向で、エコシステムのそれぞれの立場(今回は大企業、ベンチャー、VCの3者)から、ご意見をいただきました。

一部をご紹介します。

日本でも、日本の大企業が海外のベンチャーを活用する(in-out)や海外現地法人が海外ベンチャーを活用する(out-out)は、見られるが、日本の大企業が日本のベンャーを活用する(in-in)が見られない。

日本で大切なのは人。日本では人材の流動化は難しい。しかし、大企業の人にいる「おもろい人材」が顕在化し、その情報が流動化することはある。「おもろいテーマ設定」「おもろい人」のところに人が集まり、ビジネスが生まれる。「おもろい人」は大企業にもいるが、「おもろいテーマ設定」はベンチャーの方が得意。

ベンチャー企業と大企業との時間軸、価値観等がずれている。

ベンチャー企業は大企業に対するアプローチ方法、付き合い方を知らない。でもそれをベンチャー企業に求めたらベンチャーでなくなってしまう。もっとVCがベンチャーを支援すべき。

あるVCの投資先の7割は北米。同じ技術なら北米の方が有り難がられる。

大企業は、いい案件があったら付き合いたいと、ベンチャーに対するスタンスが漠然としすぎている。大企業から明確な方針、希望エリア、必要技術、ロードマップが示されるとVCもベンチャーも付き合い易くなる。現状では、VCは、そうした大企業の戦略に触れる機会が少ない。

     
  

イノベーションのエコシステムを強固にしていくためには、どこにどういう人がいるか知り合うことが重要、ということで、2部はとにかく仲良くなるために「飲み会」!

予定時間を30分オーバーし、大いに盛り上がりました。


facebookのグループ、スケーラビリティ高いベンチャー企業経営者と大手企業新規事業開発担当者、有力ベンチャーキャピタリストの交流ネットワーク「Connect!」で、10/6の本番のご案内はもちろんのこと、日常的につながっていきたいと思います。

10月6日(木)のご案内・お申込みはコチラから



 
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