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 2004/10/15〜16 2004年視察会 IN 小布施町 報告

NBC企業革新推進委員会

2004年視察会IN小布施町報告書

 

視察テーマ: 「小布施町の町おこしと民間企業の役割」

【狙いの所在】

  長野“21世紀ニュービジネス協議会”の会長でもある市村次夫氏(鰹ャ布施堂社長・竃争齊s村酒造場社長)と、従兄弟の市村良三氏(潟A・ラ・小布施社長・鰹ャ布施堂副社長・竃争齊s村酒造場副社長)のご活躍を学習象にしました。鰹ャ布施堂も竃争齊s村酒造場も会社としては小企業ですが、高い志をたてれば、このように高

打ちの活動ができるというケースに注目して下さい。

  当委員会で掲げている“いい会社”になるための企業活動のうちで、“地域社会に貢献する”という視点を取り上げました。

  (4Sのうちのひとつ、ソーシャル・サティスファクション)

 

日    時: 2004年10月15日(金)〜16日(土)

集    合: 15日(金)12:00

         寄り付き料理「蔵部」

                             住所:長野県上高井郡小布施町807

                         TEL : 026-247-5300

視 察 先:   @株式会社 小布施堂

             住所:長野県上高井郡小布施町808

             TEL:026-247-2027

         A株式会社 桝一市村酒造場

             住所:長野県上高井郡小布施町807

             TEL:026-247-2011

         ※今回の視察に関しては、市村良三氏(潟A・ラ・小布施社長、鰹ャ布施堂副社長、竃争齊s村酒造場副社長)に受け入

      れていただきました。

 

■スケジュール:

12:00
  「蔵部」集合
12:00〜13:00
 「蔵部」にて昼食
13:00〜14:00
 小布施堂界隈散策
14:00〜14:30
 小布施堂工場見学
14:30〜16:00
 市村良三氏講話
16:00〜16:15
 松尾委員長まとめ
16:30〜17:30
 桝一市村酒造場にて利き酒他
17:30〜18:30
 宿に移動(車)
18:30
 宿泊先「中棚荘」着
19:30〜21:30

 食事

 解散

■市村良三氏講話

○小布施の地理的条件

     長野県は北信(中心は長野市)、東信(佐久)、南信(飯田)、中信(松本)に分けられる。小布施は北信に入る。

     小布施は東を山、西を千曲川、南を松川、北を篠井川に囲まれた19 kuの土地に12,000人が住んでいる。

     南を流れる松川は酸性のため魚介類は一切いない。この水を含んだ土では、稲作はできない。しかし、リンゴ、梨、栗には     向いている

○小布施の変遷

     <江戸中期〜幕末の100年>

      小布施は千曲川を利用した船での交易拠点で、全国から物資が集まり“市”が開かれ商業的に繁栄していた。

     <明治維新後の100年>

      鉄道が発達し物流の主流となり、船を使った運搬が衰退すると共に小布施も衰退していった。

     <昭和40年代〜現在>

      町おこしを行ない“やや目覚めの時期”を迎えている。

      年間 130万人の観光客が訪れ、観光収入は30億円。これは町全体の収入の1割にしかならず、観光都市とは言えない。

      目指すのは、“交流の深さ”、結果としての観光。

○町づくり政策

T.人口政策(昭和43年〜47年)

   土地開発公社をつくり宅地を造成。人口は 9,000人から12,000人へ増え、3,000人の新小布施人が誕生した。

U.北斎館(昭和51年)・・・公社のあまった金で作った。

   目的は

   @北斎の作品の収納

   A町民意識・・・もともとの小布施人と新小布施人の融合

   B研究都市

   C運が良ければ人が来る・・・人が来るようになったので栗菓子を小売するようになった。(それまでは卸出し)

   ※観光産業を盛んにすることが目的ではない。あくまで@→CでC→@ではない。

V.栗、栗菓子

W.町の修景事業・・・滞在時間を延ばす。

   @マスタープランはなし

   A「修景」と言う言葉をつくった

   B町も 1人の地権者として参加

   C銀行(信金)も 1人の地権者として参加

   D脱テーマパーク・・・あくまで人が住む空間

   E土地の売買はなし。交換か賃貸に

   F外部から褒められる

X.花の町・・・唐沢町長の発案

   ふるさと創生事業費 1億円で20人ずつ、10年にわたりヨーロッパを視察。→「交流してみよう!」ということでオープンガーデン

 

○ア・ラ・小布施について

   ・設立の動機・・・商工会に対する疑問が始まり

                  商工会は中央からの金の受け皿でしかない。

                  組織の疲弊

   ・町も出資することにより第3セクターになった。

   ・「稼ぎ」と「つとめ」・・・税金を払うだけでは「つとめ」を果たしていることにはならない。知恵を出し、汗を流して「コミュニティー」

         の形成に参加してこそ「つとめ」を果たしたことになる。

   ・町並み修景・・・複数軒で構成しなければいけない。

   ・農業:「生産」→「加工」→「販売」 のフローの間に「消費」を挟み込むことを狙う・・・「産地」から「王国」へ

    「産地」に貧しいイメージがあるのは、作ったものが自分の土地で消費されず、他人が消費するから。目指すのは「生産」から

    「消費」までを自分達の土地で行なう。

   ・キラリと光る田舎・・・最先端と田舎の持つ良さが混ざり合った状態。

○小布施堂の戦略

   ・「この場所」にあった戦略をとる・・・拡大することだけが戦略ではない。各地に支店を展開したりすることよりも、「この場所」に

    全力を注ぎ込む事を考える。

 

■宿泊先

    宿泊先は小諸にある、大変風情のある「中棚荘」という宿でした。

    「中棚荘」は島崎藤村とゆかりの深い宿で「千曲川旅情の詩」は、この宿で書かれたものだそうです。

    そんな歴史に影響されたのか、夜の座談会では経営論だけではなく、文学についても熱く語られました。

 

【配布資料】

             

                     

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小布施堂
蔵部での昼食:どれもこれもとっても美味! 小布施堂工場見学:この下に一年分の栗餡が冷やしてありました。
市村良三の講義:「稼ぎ」と「つとめ」という話に心が熱くなりました。 講義後、市村桝一酒造場での利き酒。 宿は藤村ゆかりの「中棚荘」。今日の講義を振り返りながら楽しいひと時。

 

 


 
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