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 2011/07/28 企業革新委員会 ゼミナールII
 
 
企業革新委員会 ゼミナールII
 
■開催日 平成23年7月28日(木)18:30〜20:30
■会 場 NBC会議室
■参加数 11名
■プログラム 18:30〜20:30 講演会

                

講 師 : 竹花 利明 様((有)プラスソフト 代表取締役社長)


テーマ : 「日本的経営」〜二宮尊徳から学ぶ


今年の企業革新委員会は、「我が経営を語る〜ゼミナールT」「日本的経営・マネジメント強化〜ゼミナールU」参加者を委員に限定しない「講演会」の3本を柱に行っています。

今回は、「日本的経営・マネジメント強化〜ゼミナールU」の第一回目。このゼミナールでは、二宮尊徳、近江商人の「三方良し」、石門心学のような日本的経営について取り上げ、「経営の質の向上」や、「マネジメント強化」について学んでいきます。
第一回目の今回は、

二宮尊徳です。

講師は、有限会社プラスソフトの竹花さんです。電子黒板ソフト「Pen Plusプロ」や電子カルテ用手書きツールを販売し、いずれも国内NO.1のシェアを誇る商品となっています。そんな竹花さんが、ほぼ独学で「二宮尊徳」の教えを学んでいったきっかけはなんと、ご自身のお子様のために購入した一冊の伝記本だったのだそうです。

 

●二宮尊徳を学ぶ魅力

日本で一番銅像の多い人である二宮尊徳。幕末を飾った坂本龍馬や西郷隆盛よりも、遥かに多くの銅像が日本国内の小学校に作られたのは、二宮尊徳が日本人の理想像であったからに違いないと竹花氏は言います。

二宮尊徳は、残念なことに現在においては、ほとんどの人にとって「名前は知っているが、何をしたか知らない人」となってしまっているのではないでしょうか? ですが、実は、トヨタの元祖である豊田佐吉、世界の真珠王・御木本幸吉、安田財閥を築いた安田善次郎…国家レベルの事業を立ち上げた多くの人々に影響を与えた人物なのです。その哲学と人生は、多くの経営者にとって魅力溢れるものといえます。

●二宮尊徳の存在が広く知られるようになったわけ

 「勤勉、倹約、親孝行、ひとのため」を説いた二宮尊徳。その存在が大きく知られるようになったのは、相馬藩の尊徳の高弟が書いた「報徳記」を読んだ明治天皇がそれを高く評価され、国民にこの「報徳記」を配らせたことに始まるそうです。が、その後、戦争時代、日本が欧米諸国に追いつこうと努力をする中、「修身」の授業に二宮尊徳の教えが用いられたことから、GHQなどから排斥をうけることとなったそうです。そして、今日に至るまで銅像が最も多い人物ながらその生涯がドラマ化されることなどが、未だにありません。

●道徳を忘れた経済は罪悪である、経済を忘れた道徳は寝言である
二宮尊徳の考えを表す言葉として有名な一句です。努力を惜しまず、勤勉に倹約に励むといういわゆる「道徳」的な面に光を当てられる二宮尊徳ですが、実は上記の一句のように、経済の重要性も説き、道徳と経済は不可分であると教えた人物だったのです。その生涯は沢山の村の財政再建を成功させるという経済人としても優れたものでした。

●報徳仕法〜勤労・分度・推譲
数々の村の財政再建をした二宮尊徳の手法を体系化したものが「報徳仕法」と言われるもので、それは、「勤労」「分度」「推譲」の3つの実践にあるそうです。
  ◆勤労 ・物品や金銭を産出する労働。牛馬と同じではなく、楽しみながら働くこと

         ・すべてのモノにひそむ徳を掘り出すこと
  ◆分度 ・勤労で得た金銭を使う範囲の設定。

         ・むやみに倹約することではない
  ◆推譲 ・人間のみにできる道
         自譲=自分の未来、家族、子孫に残す
         他譲=全くの他人に譲ること
これら3つのいずれが欠けてもいけないのだそうです。

●日本的経営とは何か?〜尊徳先生の教えから見えてくるひとつの回答
  二宮尊徳の教えを学んでいく中で、竹花氏は、日本的経営とは、


終身雇用制がある、年功序列?そういったことではないのではと考え始めたそうです。


日本的経営とは、「優れた勤勉さと倹約精神」をもった日本人を社員にできた経営。滅私奉公=推譲の経営ではないだろうかとご講演をしめくくりました。
+++
ご講演の後は、参加者全員と質疑応答を交し、更に二宮尊徳先生について理解を深めていきました。

 



今後もゼミナールUでは、日本的優れた経営とは何かについて学び、実践していくようにしていきたいと思っています。次回はぜひ更に多くの方にご参加頂きたいと思います。

 



 
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