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 企業内新規事業委員会 _
  委員会・研究部会企業内新規事業委員会
 2008/06/04 第1回勉強会 開催報告 
 
企業内新規事業委員会 20年度第1回勉強会 開催報告
 
 企業内新規事業委員会では、18年度より、リクルート発オールアバウトや三菱商事発クリエイト・レストランツ、ローソンのナチュラルローソン等を例に取り上げ、企業内新規事業、中でも企業発起業について、学習してきました。

 2006年に188社を数えた上場企業は、2007年には124社に減少し、2008年は、6月時点でまだ20数社に留まっています。株式市場が低迷する中、気をはいているのが、セブン銀行を代表とする企業発です。
 
今後、事業創造や雇用創出の有力なメカニズムとなるであろう、既になりつつある企業発起業について、今回は、基調講演・パネルディスカッションと二本立ての豪華企画を通じて、学習しました。
 
NBC企業内新規事業委員会勉強会
 
■日    時:平成20年6月4日(水) 18:00〜21:00
■会    場:東京国際フォーラム ガラス棟6階 会議室G610
■参加人数 :63名 (NBC非会員 10名含む)
 

■内    容:
    ●第1部 18:00〜18:40  基調講演
               テ ー マ : 「松下電器社内起業制度」

               講  師 :松下電器産業パナソニック・スピンアップ・ファンド推進室室長
                           水間 隆様
                  

    ●第2部 18:45〜19:45 パネルディスカッション
               テ ー マ : 「企業発起業制度について」
               パネリスト :水間 隆氏
                        鰍マど 代表取締役社長 倉橋 泰氏(NBC理事)
                       開TBモチベーションズ 代表取締役社長 大塚雅樹氏(NBC理事)
               コーディネータ: インターウォーズ 代表取締役社長 吉井信隆氏(NBC理事)


   ●第3部 19:45〜20:30 懇親会

 

 
●第1部 基調講演  「松下電器社内起業制度 パナソニック・スピンアップ・ファンド」
                 社員個人の主体性・創造性を活かした新事業創造制度
 
第1部 基調講演
松下電器産業が2001年に創設した社内起業支援制度について、設立の過程から、ファンド運営の推移、課題と今後の展望等について、ご説明いただきました。

当時の中村社長の強い思い…元々松下幸之助氏が創設したベンチャー企業だった過去を踏まえ、起業家精神を持つ社員を育成する… から創設された同制度。

第一次ファンド(運用枠100億)では、3年間で300を超える応募があり、社内に挑戦する風土を養うことができたそうです。
   
第1部 基調講演
しかし、創ることが先行し、収益力は非常に厳しいものでした。

第二次ファンド(運用枠50億)では、「将来松下電器に変革をもたらすもの」に対象を絞り込み、審査基準を厳しく、そして事業見極め基準を明確化(3年単黒、5年累損解消等)しました。30代後半や40代で、全く営業経験もなく起業した社長に経営ノウハウを指導する、等支援体制を整備・強化することで、収益体質は大幅に改善しましたが、成長速度や投資リターンが低調、という点で課題が残りました。
   
 現在は、「新事業創造」と「自立したファンド運営」を目標に、成長を加速し、エグジットを明解に意識した運営を行っています。
「松下電器」というカルチャーの中で、どうしても強くなってしまう安定志向から、どう意識変革し、ベンチャーマインドを育てるか。
 これまでの「松下電器」からは生まれにくかった新事業の会社ができた成果を、今後どう維持・発展させシステムとして確立させていくか。社外支援も受けながら、みんなで社内起業を育てない、と水間室長は締めくくられました。
 

 
●第2部  パネルディスカッション 「企業発起業制度について」
 
2部は、大手企業から、実際に企業発起業した経営者が加わり、1部の松下電器産業の制度との比較も交えながら、それぞれ、起業までの経緯や企業発のメリット・デメリット等について、 ディスカッションがなされました。

一口に「大企業からの起業」と言っても、その時代、環境等は全く異なりますし、親元企業との関係性(出資比率や活用できる経営支援等)も様々なケースがあります。
それらを一度に比較できる、貴重な機会となりました。
第2部 パネルディスカッション
 
開TBモチベーションズ 大塚社長
鰍マど 倉橋社長
潟Cンターウォーズ 吉井社長

JTBグループ発

開TBモチベーションズ 大塚社長

(JTB全額出資)

荏原製作所発

鰍マど 倉橋社長

(MBOにより独立)

潟Cンターウォーズ 吉井社長

ご自身はリクルート出身

インキュベーションアドザイザー

 
複数ケースから見えてきた、「企業発起業」成功ポイントは、親元企業本体との距離感。
 
役員の説得・理解は、非常に重要ですが、常にそればかり意識していると、ベンチャーマインドは育ちません。吉井委員長が、「出島インキュベーション」と呼ばれる手法は、その解決法で、物理的に本体から離れること。外部のメンターや同じ志を持つ仲間と過ごすことで、親元企業の意向に振り回されない、アイデアや思い切りの良さが出ることを促進します。
 
親元企業にどれだけのメリットがあるか示しながら、自分の思い・情熱を持ち続け、貫く。
 
今回、企業発を親元企業の立場から推進する方と、実際に出て行った起業家と双方の話を聞くことができ、参加者の方々も企業発起業の課題や期待について、それぞれの立場で、今後へのヒントを何か掴んでいただけたのではないでしょうか。
 
質疑応答や 3部の懇親会も大いに盛り上がりました。
 
この日の様子は、パネリストのお一人、JTBモチベーションズの大塚社長のブログでも紹介されています。
http://www.jtbm.co.jp/ohtsuka/
 
潟Lタムラの武川社長
潟<Cンの山尾社長
質問された潟Lタムラの武川社長
総合司会された潟<Cンの山尾社長
 
懇親会
明日、社内で新規事業の提案をされる、という方を皆で励ます場面も。
 
池田会長
首藤副会長
乾杯は池田会長
中締めは首藤副会長
 

                                                          


 
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