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 2008/12/04 第7回 関東ニュービジネス協議会国際委員会主催講演会 
 

第7回関東ニュービジネス協議会国際委員会主催講演会

「海外富裕層のマーケティング」

 
◆ 日 時   12月 4日(木)18:00〜20:00
◆ 会 場  NBC会議室
◆ パネリスト

潟iバ 高田 容治氏

潟tタバファー 今井 千晶氏

褐彩工芸 深沢 栄治氏

◆ 演 題  「香港・マカオ視察報告と海外富裕層のマーケティング」
◆ 参 加   14名
 

12月4日(木)国際委員会第7回目の学習会をNBC会議室にて、行いました。

 
今年度の国際委員会は、「一人でも多くのNBC会員が海外ビジネスを始める、あるいは拡大させるキッカケをつくる」ことをミッションに活動をしております。
今回は、すでに国際的にビジネスを展開している国際委員会メンバーによるパネルディスカッションを行いました。テーマは「海外富裕層のマーケティング」
 

【イントロダクション】

はじめに、深沢委員長から「あるデータ」の提示がありました。日本の人口動態に関するデータです。


1. 日本は、すでに2005年から毎年人口が減少していく、人口減少の時代に入 っている
2. 人口減少は政府(人口問題研究所)の推計よりも現実にははるかに急速に進行していく(政府は年金問

   題があるので常に“控えめ”) 20年後、若年層(30歳以下)の人口はほぼ半分になる。
3. 現在有権者の半分以上は50歳以上によって占められている。若者に とって非常に「自分たちの声が反映

   されにくい」「明るい未来を感じにくい」時代に既に突入している。

という内容でした。
 今後日本国内では、市場の縮小だけでなく、労働者の確保や動機付けが一層 難しくなっていきます。単純に「海外とビジネスする」という視点だけでなく、 日本が時系列で置かれている環境をグローバルな視点で見つめ、考え、対策し ていくことが経営者がとって必須項目となりつつあるのではないかという問題提起でした。

 
▲パネリスト3名

潟iバ 高田氏

潟tタバファー今井氏

 
【パネリスト自己紹介】

まずは、VTRやPCを使って、パネリストのお二人に自己紹介をしていただきました。

潟tタバファー 代表取締役社長 今井 千晶氏>

今や日本だけでなく、全米・カナダで販売され、国際的なファーブランドである「ロイヤル チエ」社長。創業者であり、デザイナーのお母様と共に、東京帝国ホテル、ホテルニューオータニ東京、 ホテルニューオータニ博多にある直営ショップを経営されています。コレクションは、東京、福岡、ニューヨークで、 開催され、生産面では、フィンランドの毛皮工場、スペインのメッシュ工場、 ミラノのバッグ提携工場と、インターナショナルなプロダクションシステムを確立し ています。

潟iバ 高田 容治氏>

新潟県小千谷の鯉師と呼ばれる職人たちと、世界中に存在する鯉愛好家との橋渡し役。最近では 高田氏の手掛ける新潟産錦鯉のブランド構築のための証明書発行システム開発が国の地域産業活性化支援策として中小企業庁が今年開始した農商工連携事業の第1回認定プロジェクトに選ばれ、パソコン操作などに疎い鯉職人の方々でも使いやすい、証明書発行プログラムを構築した。

 

 
【海外顧客の集め方…】

海外顧客をどのようにして集めていますか?という質問に対して、両パネリストは全く異なる回答をされました。

N.Y.にも自社ブランドの直営店舗を持つ今井氏は、集めるというよりは、自分がそのコミュニティーに飛び込んで行くという感じだと語りました。そのコミニティーに飛び込み、その文化や、その人たちの性質、好みを把握することで、新しい提案ができるとのこと。

 ただ、一番難しいのは、このコミニティーに入るということではないか・・・とも。個人的な感覚かもしれないが、N.Y.は日本よりも階層感というものが強いように感じ、またそれぞれのコミニティーによってコミュニケーションの仕方がが違うというようにも語られました。

一方、潟iバの高田氏も、得に集めるというようなことは、していない。集めなくても集まるから。とおっしゃいました。鯉の愛好家というのは、アメリカには70〜80万人もいると言われ、またイギリスに40〜50万、南アフリカにも5万人の愛好家が存在するそうです。その愛好家のうち20%が本当に上質の鯉を探しているのだそうです。ですから、ネットなどを通じ、上質な情報を発信し続ければ、顧客は自然と集まってくるというのです。しかし、本当に重要なことは、この「上質な情報を発信し続ける」ということです。

 
【ブランドという「信頼」の構築】

お二人の話に、共通していたのは、まず世界レベルで考えた場合、「日本」が売りにできるのは、その品質と信頼性であるということでした。

 特に呼びかけをしなくても顧客が集まるのは、「信頼」できる「品質」がそこにあることに他ならない。
どんなものでも手に入る財力がある顧客というのは、やはり「質」を大事にするということでしょうか。
高田氏は、「価値観に対するマーケティング」というのが、大事だともおっしゃっていました。

 
【商品のその先へ・・・日本に人を呼び込もう!】
     

    話は、「ブランド」の構築からさらに発展し、プロダクトレベルでものを考えずに、その商品を取り巻くストーリー性

    を 構築することの重要性に行き着いた。
    日本に来て、「ここでしか買えないもの」を買ってもらう。そのストーリーの構築が海外富裕層のマーケティング
     いや、ひょっとすると、これからのマーケティング全般について必要なことなのではないかとして、

    パネルディスカッションを締めくくられました。

来年も国際委員会では、積極的に学習会を開いていく予定です。

活動に興味がある方は、ぜひ今からでも国際委員会にご登録ください。

 
 

                                                          


 
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