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 2009/11/07  海外経済視察 〜北京・上海〜 Vol.1
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海外経済視察 〜北京・上海〜 Vol.1

1日目

 
○北京大学訪問 (2009/11/7 AM9:30頃)
 
北京大学の国際会議センターで行われた懇談会は、教授・学生と我々NBC参加者が対面して座り、まるで外交会議のような雰囲気でありながらも、和やかにすすめられました(画像参照)。入室前に全員が記念色紙に名前を書くというのも初めての経験です(画像参照)。こんなにフォーマルな雰囲気で迎えていただいたのには驚いた、とは深沢委員長談。

全体を通してとにかく印象に残ったのは北京大学が『環境』に対して大変強い関心を持って研究・開発に取り組んでいるということです。

 

最初にご挨拶くださった北京大学の呂教授からは、110年の歴史を持つ北京大学が『環境問題を重視』し、『緑のある大学を目指す』とのお話がありました。
2006年には『緑のキャンパス』『国際交流』をテーマとして、環境問題の研究開発拠点となる『中国大学生環境教育基地(センター)』を設立。
このセンターは、中国共産主義青年団中央、中華全国青年連合会とトヨタ自動車株式会社が共同で設立した「中国青年トヨタ環境保護賞」の2007年度「環境特別賞」を受賞しました。

続いて池田会長からご挨拶いただいた後は、1980年に地理学科からスタートしたという『北京大学 都市と環境学院』について、副教授からご説明を頂きました。こちらには『環境科学』(汚染と健康、環境について研究)や、『生態学』『気候問題』『地理学』などの専門分野があります。
このお話の中で印象的だったのは、『基本的な知識だけでなく政策にも関心がある』という点です。研究者が政策にも関心を持つということは、研究内容がより現実に生かされるのではと思われますし、北京大学の研究成果が中国政府に大きな影響力を持つ可能性を感じました。
日本とは、汚染や黄砂を中心にして環境問題について交流し、協力し合いたいともお話されていました。

 
北京大学生徒会会長の余さん(哲学科3年の男子学生)からは、北京大学には日本人留学生が多く、交流が深まっていて、東京大学との交流も盛んと話してくれました。
余談ですが、余さんの長身で誠実そうな外観からか、NBCの女性参加者から人気がありました。某参加者のご主人にタイプが似ているような・・・だからでしょうか?

2004年に設立された北京大学中日交流協会についてのお話では、2010年の夏休みに京都大学と環境保護の交流会を京都で開催するそうです。学生同士の交流も結構盛んなのですね。

早稲田大学に1年間交換留学の経験がある女子学生(国際学科4年生)からは、日本にいる時にごみの分別に驚いたという話がありました。また、企業と学校は日本でどのように協力しているかとの質問があり、NBC側のユーホーケミカル・薗社長から筑波大学との共同研究の事例や広島大学が研究開発したテーマに対して製品化を提案されていることをお話いただきました。

コンピュータ技術を学んでいる那さんは、環境啓蒙活動に力を入れていて、WEBサイトで環境の宣伝をしています。少しのコストで環境問題に取り組めるので、環境に悪い日常の習慣を見直してもらうキッカケになればという思いが伝わります。
ネット利用率の低い国も多くあると思いますが、まずはコストをかけずにできることから活動する意識が大切ですね。

懇談会終了後、参加者全員でキャンパス内(広いのでバスで移動)にある池を散策。まるで上野の不忍池のような立派な池でした(画像参照)。流石、『緑のキャンパス』をテーマにしているだけのことはあります。
池に行く途中には、五重塔ならぬ、十三重の塔がいきなり出現(画像参照)。調べてみると名前は「水塔」で昔ここから水を汲みあげて大学の生活用水に使っていた、との情報がありました。こちらも立派な建造物です。

 
 
  続いて昼食は国際会議センター(画像参照)に戻り、センター内のレストランで3つのテーブルに分かれてのおいしい中華料理(画像参照)。
この施設では結婚披露宴もできるようになっていて、我々の会議の隣では実際に披露宴をしていたようです。
特派員: シーエスサービス ぬでじま えいじ
 

 
○北京デジタル娯楽発展有限公司(北京数字娯楽産業示範基地内)訪問 (2009/11/7 PM1:40頃)
 
北京市内の東西南北にある10カ所のハイテク産業区をまとめて国家級開発区「中関村科技園区」と指定されています。
10カ所全体では1万7000社の企業があり、留学経験者が設立した会社はおよそ4000社。留学生は欧米から帰国した人が多く、日本留学組は留学組全体の8%を占めています。

今回はこの10カ所のうち、北京中心部から西に位置する「石景山」地区の「北京デジタル娯楽発展有限公司」(画像参照−宇宙ステーションのような雰囲気)へ行き、地区の説明をしていただきました。ここの地区には電子,ソフトウエア,バイオテクノロジー,医療機器,新材料,新エネルギーなどの企業が集まっていて、会社は約2000社あります。その内デジタル娯楽関係の600社(2万5千人)が中心になっていて、200以上のデジタルプロジェクトが進行中とのことです。ネットワークゲームと通信の分野でそれぞれ中国のトップ3社が入っているそうです。

 

近くには中国のシリコンバレーと呼ばれている中関村があり、そこには秋葉原電気街のような場所もありますが今回は行くことができませんでした。個人的には大変興味ある場所だったので残念です。秋葉原も一歩裏道を歩けばマニアックなパーツを売っている店が並びますが、ここでもきっと負けず劣らず様々商品が並んでいるのでしょう。日本では売っていない(売ってはならない?)ものも沢山ありそうです。
それから世界でも有名なハイテク企業(IBM、マイクロソフト、インテル、モトローラ、ノキア等)や日本の大手企業(パナソニック、富士通、NTTDATA等)が集まっている地域でもあります。
中関村の近くには文系と基礎理科系最高峰の北京大学と工学系最高峰の清華大学があります。

元々北京は重工業地域でしたが、今は郊外へ移転しこれからはデジタル基地を目指しているそうです。今回の訪問先も以前は鉄鋼会社がありましたが、北京オリンピック開催に伴い、北京最大の大気汚染源の一つであるとされていた鉄鋼事業を唐山市に全面移転することになり、その跡地に建設されたようです。
2014年にディズニーランド開業を予定している上海を「リアルの娯楽」とすると、これに対して北京は「ハイテク娯楽」を目指していると話されていました。今後どのような発展するのか興味がある地域です。

 
特派員: シーエスサービス ぬでじま えいじ
 

 
○北京富力広場 (2009/11/7 PM3:30頃)
 

デパート(画像参照)とオフィス、住宅が入る複合ビルを見学しました。地上12階、地下2階、15万m2。2008年のオリンピック前に開業したビルです。
元々住宅団地だったところに建設されたそうで、ビルの地下には地下鉄の駅があるとのことです。

85%は契約済みとのことでしたが、デパートの3階から5階はかなり空き店舗が目立ち(画像参照)、この状況で85%契約済みだろうか?と思いました。見学した日が土曜日だったにも関わらず、翌日訪問した上海とはかなり活気が異なる印象です。

北京と上海で売れているブランドだけをテナントにしているそうで、私には女性向けブランドは全くわかりませんが、スポーツ系でプーマ、ナイキ、アディダスの店が並んでいてセールをしていました。割引率は高いようなのですが、値札が見当たらないので結局いくらで買えるかわからないため購入できず。

 
 

   

家電量販店(画像参照−入口のみ)も入っていたので見学しましたが、雰囲気も置いてある商品の種類も日本と殆ど変わりません。値段も日本とあまり変わらなかったのが意外でした。もっと安いと思っていました。

 
特に人が集まっていたのは、幼児の遊び場とゲームセンター(画像参照)。幼児の遊び場では大きなドラえもんの人形が目立っていて、日本のキャラクターが普及していることがわかります。
多くの若者が熱中していた対戦型格闘ゲームはどこの国のものかとのぞき込むと、「ただ今勝ち抜き中!」との日本語を発見(画像参照)。ゲームはまだ日本製の方が普及しているようで、日本仕様のまま置いてありました。ゲームでは言葉の違いも問題にならないようです。
 

 

ふと吹き抜けになっている5階から1階を見下ろすと、メンバーの一人が無料開放になっているマッサージチェアでくつろいでいる姿が目に入り(画像参照)、これは良いと思って早速1階に移動しましたがタイムアップ。残念ながら次の会場への移動時間となってしまいました。この日3件目の見学なので皆さんお疲れになっているようです。1階のスターバックスには多くのメンバーが集まっていました。

特派員: シーエスサービス ぬでじま えいじ
 

 
○中華全国青年連合会(全青連)との夕食会 (2009/11/7 PM7:00頃 二十一世紀飯店にて)
 
全青連は1949年に設立された中国共産党の指導下にある人民団体で、胡錦濤国家主席は全青連出身です。中国政府中枢への登竜門とのことで、中国のエリート集団。
全青連の約30名の参加者とNBCメンバー20名が5つのテーブルに別れて座り交流しました。
 
双方の代表者からのご挨拶、署名式のあとには、パンアキモトの秋元社長と前山倉庫の前山社長(茨城NBC)からプレゼンテーション。
夕食会の後半には全国青連の女性参加者から歌の披露(画像参照)があり、アンコールの後に日本からもどうぞとマイクを向けられました。この女性の歌声が上手なだけでなくかなりの声量だった為NBC一同圧倒されていましたが、そんな中、前山倉庫の前山社長が自ら手を上げ、なんと中国の歌を中国語で歌い大歓迎されていました(画像参照)。余計なことですが、どこで覚えたのか興味津々です。翌日の前山社長の話では、夕食会時のプレゼンの内容が自分自身で納得できず未消化だったので、一発逆転を狙ったとか。NBCに新しいエンターテイナーの誕生、カッコよかったですね。
 
最後に全員で「北国の春」を大合唱(画像参照)。この歌はテレサ・テンが中国語でカヴァーしていて、中国のほとんどの方が知っているとのこと。前半を中国語、後半を日本語で歌い、全青連の方は日本語でも歌っていました。画像中央は、歌をあまり知らないのにマイクを向けられて困りながら歌っている、フタバファーの今井社長です。
終始和やかな雰囲気で夕食会は終了しました。
この日は4件訪問、皆様お疲れ様でした。
特派員: シーエスサービス ぬでじま えいじ
 
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