NBC 社団法人 関東ニュービジネス協議会
  ホーム NBC概要 委員会・研究部会 スケジュール 会員企業一覧 入会案内 ニュースリリース
 雇用支援委員会 _
  委員会・研究部会雇用支援委員会
 2009/07/02 新卒採用に関する企業と大学の情報・意見交換会
 
特派員リポートはこちらから
雇用支援委員会主催

新卒採用に関する企業と大学の情報・意見交換会

 
■開催日時  平成21年7月2日(木) 18:00〜20:15
■開催場所  社団法人関東ニュービジネス協議会会議室
■参加人数  総勢21名(会員企業14社17名、大学 3校4名)
 
雇用支援委員会では、会員企業の新卒採用支援と起業家教育双方の視点から、大学との連携を深めています。
 
昨年10月に実施したインターンシップ勉強会が、企業・大学(・その時には学生も)、それぞれの意見が聞ける場として非常に好評でしたので、今回は、「新卒採用」に焦点を当て、引き続き、相互理解を深めるための機会として、企業と大学との情報・意見交換会を行いました。
 
少し前までの売り手市場から一転、買い手市場になり、今年はベンチャー・中小企業も優秀人材獲得のまたとないチャンス! と雇用支援委員会では考えておりますが、実際はどうなのでしょうか。
 
各々の現場から、非常に迫力のある生の声が聞かれ、当初の予定時間をオーバーするほど、熱気のある会となりました。
 
■内  容
★第1部   18:00〜18:45 2010年新卒採用の傾向と対策
 

講師:エン・ジャパン株式会社  新卒採用支援事業部 部長 丸岡宏氏

 

エン・ジャパン株式会社?新卒採用支援事業部 部長 丸岡宏氏 

1部は、プロの目線で、今年度の新卒採用マーケットの学生・企業動向について、お話いただきました。配布資料は、数日前に出来上がったばかり、という最新情報が満載のもの。自力で、こうした情報を取得しづらいベンチャーには貴重なものでした。

 

1.学生動向
  (1)就職活動の時期・期間
    就職活動の開始時期は早期化、長期化の傾向大。内定取得率は低下。

          

   (2)インターシップへの応募・参加
    インターンシップは、3人に1人が参加。増加傾向にあり、認知が年々高まっている。

  (3)志望業界
    活動初期は、食品メーカー・マスコミが、後半は金融・情報通信が人気。

 

その他、丸岡氏からは、「ゆとり教育世代」の学生の特徴について、長所・短所両側面の話もありました。

 
それによると…
<マイナス面>
・学力低下
・わからないことがあるとすぐに答えを求め、自分で考えたり、調べたりする学習習慣がない
・コミュニケーションの偏り
・創意工夫、発想力の貧困

<プラス面>
・素直で真面目、向上心も高い
・同世代や同質の仲間との人間関係のメンテナンスは上手
・ITリテラシーが高い

 
つまり、手を抜かず、適切な指導を継続してできれば、早期戦力化が期待できるが、通常より、時間をかけて癖づけ、習慣化させる必要がある。また、すぐに戻ってしまう傾向があるので、根気よく指導することが重要、なのだとか…
 

2.企業動向
(1)新卒採用人数・予算
     大手企業ほど、前年比で、採用数を縮小。予算は、意外と増加・維持が多いものの、

     何千万という多額予算を投入する企業は減少。

(2)採用活動時期
     選考開始時期は、早期化。内定出し開始は、遅くなり、選考開始から内定出しまでの

     期間が長期化。(ちなみに学生の承諾までの期間は短縮)

(3)採用注力テーマ
   「量」から「質」へシフト。この傾向は2010年より、2011年の方がさらに顕著になりそう。
  また、「採用プロセスを通じた学生の満足度向上」にも力点をおいており、面接官5人:

    学生1人 というような威圧的な面接ではなく、グループディスカションを選考過程に入れる

    等、学生の本来の姿ができるだけ発揮されるスタイルを入れるよう、工夫をしている。

 
★第2部   18:45〜20:15 企業・大学双方による情報・意見交換
 
2部は、3パートに分れており、以下のような盛り沢山の内容でした。
 
1.新卒採用を定期的に行っている企業の事例紹介
 (1)アイワ広告株式会社 代表取締役社長 小山雅明氏

アイワ広告株式会社 代表取締役社長 小山雅明氏   

小山社長からは、中途ではなく、敢えて新卒を採用する狙いを伺いました。

アイワ広告では、スキルより、企業理念を共感できる方を重視されているそうです。
スキルが高いが、企業理念を共感できない中途の方が入られると社内が混乱する可能性があるとか。

   

面接で自分をよく見せるためのテクニック等を身につける前の方が、「人間性」を評価したり、地頭力を判別しやすい、というのも敢えて新卒の理由の一つだそうです。

 
 (2)株式会社トリリオン 経営管理本部 マネージャー 富樫康二氏

株式会社トリリオン 経営管理本部 マネージャー 富樫康二氏

  

富樫マネージャーからは、ここ数年間の新卒採用者数や、離職率等について、変化やその理由、また採用活動の一連の流れについて、具体的にお話いただきました。
   

トリリオンでは、かつては、離職率が非常に高い時期もありましたが、現在では、大きく改善され、この直近の3年間ではなんと0%だそうです。


会社の風土を変え、とにかく「明るく楽しく元気よく」をモットーに、会社説明会では、座談会形式で社長と直接ざっくばらんに会話をしてもらう。
選考過程でもグループディスカッションを入れ、学生が固くならない雰囲気で良さを出せるようにする、等々により、ミスマッチを防ぐことが奏効しているそうです。

 
2.大学キャリアセンターから見た、現状や採用上手な企業について
文京学院大学、神田外語大学、法政大学の3校より、今期の就職環境や内定動向等について、それぞれお話を伺いました。

「大企業神話は崩壊」というところもあれば、「まだまだ大企業志向」等、大学によって、まちまちのようですが、総じて言えるのは、やはり求人数、内定率は共に下がっている、とのこと。

企業側は、学内推薦を依頼してくる等、手堅く優秀な学生を採用したい、という傾向が見られるそうです。

学生は、はじめの頃は、自分の長所を自分で理解していなかったり、就職活動で初めての挫折を味わい、自信を失っていたりすることも多々ありますが、様々な経験を積み、小さな自信を積み重ねていくことで成長していきます。
企業は、そうした姿勢をじっくり見てあげる必要があるようです。

 
 
文京学院大学の櫻澤教授からは、インターンシップを採用に結びつけている企業の共通点をお話いただきました。以下2点だそうです。
 
  ・インターン中の業務がしっかりしている。(きちんと仕事をさせている)
  ・社長と密なコミュニケーションがある。
 
3.全体質疑応答・ディスカッション
この後は、参加企業それぞれの採用状況や、欲しい人材についてお話いただきました。
 
 

大学側が優秀と思っている人材と、企業側が欲しい人材が必ずしも一致しないケースもあるとか。
産学双方が、相互理解を深め、共同で人材育成にあたる、という姿勢が今後、重要になりそうです。

現場の生の迫力のある声が聞けた、と非常に好評に会は終了しました。

 
ご登壇いただいた皆様、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 
雇用支援委員会では、インターンシップ研修や新人研修に使用できるよう、「NBC版ビジネスマナーの基本」を作成しています。ぜひ、ご活用ください。
 
今後も雇用支援委員会では、多角的に企業と大学・学生との接点を提供していきたいと思っております。
ご意見・ご要望等ございましたらお気軽にお寄せください。
 
*。*゜*。*゜*。*゜**。*゜*。*゜*。*゜**。**。*゜*。*゜*。*゜**。**。*゜*。*゜*。*゜**。*゜*。*゜*。*゜**。**。*゜*。*゜*。*゜*。*
 

特派員リポートはこちらから

今回は、潟Gス・エス・ジー こもだたかこさんです。

 
 

 
個人情報保護方針  事務局マップ  関連諸団体リンク サイトポリシー サイトマップ  
情報の無断転載・無断転用を禁止します。
社団法人 関東ニュービジネス協議会
〒107-0052 東京都港区赤坂1-6-8 井上赤坂ビル3階 TEL: 03-3584-6080 FAX: 03-3584-6081
Get Acrobat Reader
Get Flash Player