シアトルで考えた よい意味での合理化


今回何も考えずにシアトルに飛び込んでみた。


行くことで何か変わるのかも、
というか、たまには外から日本を見てみるのもいいだろう、
そんな安易な感覚であったが得たものは想像以上のものだった。
元マイクロソフト社で働く日本人マネージャーから伺ったお話をいくつか書き留める。

〜後編です。@〜Aの前編は、先月号でお読みください〜


【得たものそのB】

日本車が至るところで走っていた。
壊れない、燃費が良い、手頃な値段ということで本当に人気らしい。

そこで出てきた話なのだが
100%まで完璧を作り込み商品をロールアウトしていく日本の技術は素晴らしい。
常にレクサスのような「最高化」を求めていく。
アメリカでは80%を作り上げ、その時の時流に合わせてタイミングよくロールアウトしていくことが通例だそうだ。テスラのようないわゆる「最適化」に当てはまる。

どちらも正解なのだが、海外で暮らす日本人から言わすと
「ガラパゴスにならぬ」よう、出来る限り適度なバランスであって欲しいとのこと。
ルールの中で最高化を極めると、それを妬み必ず新たなルールを創り出す相手が現れる。
その際、主張が強い相手が多数決で決めいくため、きっといまの日本では太刀打ち出来そうもない。


【得たものそのC】

アメリカで自己破産する場合の例として離婚と医療費が多いそうだ。
とりわけ医療は日本のように健康保険で守られていないし突然襲ってくるから恐ろしいらしい。
それゆえに怪我や病気にならないよう健康を維持することに一生懸命になる。
だからベジタリアンやオーガニック、ヨガなど流行るのであり、ブームのような一時的なものではなく継続していくのである。
それでも太っている人がかなりいたのだがそれはなぜなのだろう???


【得たものそのD】

アメリカ人がたくさんの休みを取っているなんて大きな間違いだそうだ。
日本の祝日が世界の中でどこよりも多いことか?
みなさん知ってましたか?

仕事のために家族を犠牲にしてはいけない
会社のために自分を潰してはいけない
だからといって仕事が怠慢になってはいけない

彼らにとってそこはサスティビリティ
全てにとってバランス良い『持続可能な』手法で行動していくのであろう。








広報プロジェクト                      
プロジェクト長 山田 直大
(株)東京アート印刷所 代表取締役
    
山田氏